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シリーズ ブランド豚を追う

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2024年4月号

北海道大学が3年連続の総合優勝
第16回全日本大学対抗ミートジャッジング競技会


「第16回全日本大学対抗ミートジャッジング競技会」(主催:日本ICMJ実行委員会、河原聡実行委員長)が2月28日〜3月1日にかけて、東京都中央卸売市場食肉市場(東京・港区)、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・渋谷区)の都内2会場で開催された。今年は、初参加となる宮城大学など13大学から合計45名の学生がエントリーし、うち42名が競技に参加。コロナ禍を経て、完全な対面での競技会開催は5年ぶりとなった。

全日本大学対抗ミートジャッジング競技会は、全国の農学系学部で畜産学を学ぶ学生を対象として、食肉格付に関する体験的な学習および同じ分野を志す学生相互の学術的な交流を通じて畜産業や食肉産業の将来を担う人材の育成などを目的としている。

3月1日に行われた表彰式では、河原氏が「競技を通して食肉のことに関心を持ってもらいたい、勉強のきっかけにしてもらいたいという思いがある。食肉に限らず、食に関わる業界が広範にわたること、さまざまな仕事があり、それで世の中が動いていることを学んでほしい。食肉産業について幅広く勉強してもらい、将来この業界を盛り上げていく人材に育ってほしい」と参加者らに呼びかけた。

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2024年3月号

特別グラビア
名誉賞にケイアイファウム北上
共励会史上最高値20,027円
令和5年度 第8回東京食肉市場豚枝肉共励会


第63回農林水産祭参加「令和5年度第8回東京食肉市場豚枝肉共励会」(主催:一般社団法人東京食肉市場協会)が2月7〜9日の3日間、東京・港区の東京都中央卸売市場食肉市場で開催された。

全国各地から出品された1,000頭の中から、栄えある名誉賞に選ばれたのは、(有)ケイアイファウム北上の出品豚(極上、雌、枝肉重量81.0kg)。9日の競りでは同共励会の史上最高値となるキロ当たり20,027円で購買された。

審査講評によると、同社の出品豚は「筋肉に細かいサシもあり、肉色も良く、いずれも厚みがありバランスの優れた豚肉」だった点などが評価され名誉賞受賞につながった。

2度目の名誉賞受賞となったケイアイファウムの宮地博史社長は大変うれしいと話し、「肉質向上に向けて取り組みよいものを作っていこうと皆で頑張ってきた。職員に感謝したい」と受賞の喜びを述べた。

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2024年2月号

特別グラビア
伊藤忠飼料の国産穀物給与豚「みちのくの心意気」がグッドライフアワード特別賞受賞
食料自給率向上、休耕田問題解消、地域循環創出、食育への貢献など評価される


伊藤忠飼料(株)(東京都江東区、正好邦彦代表取締役社長)の国産穀物給与豚「みちのくの心意気」が環境省主催の第11回グッドライフアワード実行委員会特別賞を受賞した。

“環境と社会によい暮らし”を表彰する第11回グッドライフアワードでは、実行委員会での審査を踏まえ、環境大臣賞として最優秀賞(1件)、優秀賞(3件)、各部門賞(6件)を決定。その他の優れた取り組みを実行委員会特別賞(30件)として選定し、2023年12月2日に表彰式が開催された。この中で、伊藤忠飼料のブランド豚肉「みちのくの心意気」とその生産プロジェクトが、実行委員会特別賞「EXPO2025 いのち動的平衡賞」を受賞した。

グッドライフアワードは、環境省が提唱する「地域循環共生圏」の理念を具現化する取り組みを表彰し認知を広げることを目的とした、環境と社会によい活動を応援するプロジェクトで、2023年で11回目を迎えた。実行委員会特別賞である「EXPO2025 いのち動的平衡賞」は、いのちやモノが循環し、常に入れ替わり続けることを前提とした「利他的」な取り組みを表彰する特別賞で、実行委員である福岡伸一氏が2025年の大阪・関西万博においてプロデュースするシグネチャーパビリオン「いのち動的平衡館」に関連した賞である。

「みちのくの心意気」は肥育期に国産穀物(トウモロコシ、飼料米)100%の飼料を給与した、SDGsに配慮した豚肉で、①食料自給率の向上:東北地方で生産されたトウモロコシを中心とした国産穀物100%の飼料を給与②休耕田問題の解消:東北地方の水田を利用してトウモロコシを生産③地域循環の創出:養豚生産の過程で発生した堆肥は地域の圃場で有効利用④食育への貢献:生産された豚肉は地域の学校給食にも提供――といった特徴を有する。

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2024年1月号

特別グラビア
JPPA 青年部会主催豚肉消費拡大イベント
「俺たちの豚肉を食ってくれ!」
コロナ禍を経て、4年ぶりの会場型開催


豚肉消費拡大イベント「俺たちの豚肉を食ってくれ!」(通称:俺豚)が2023年11月18日、東京・JR有楽町駅前広場で開催された。

俺豚は、一般社団法人日本養豚協会(JPPA)青年部会(服部清太青年部会長)が2007年から行っている消費拡大イベント。全国の若手養豚従事者や業界関係者の間をつなぐネットワークづくりの場としても発展してきた。

新型コロナ禍では感染拡大防止の観点からSNS上でのデジタル開催が続いていたものの、今回は取り組みの原点に回帰。会場型開催で行うのは4年ぶりとなった。全国から若手養豚生産者や業界関係者が集結し、しゃぶしゃぶ試食提供などを通して、日本産豚肉の消費拡大に向けたPRを行った。

開会式では、服部青年部会長が「青年部会として4年ぶりの俺豚の開催となる。皆で協力して、この有楽町から美味しい豚肉をPRできたらと思っている。皆さんの熱い思いを豚肉なりしゃぶしゃぶに乗せて届けていきたい」とあいさつ。会場内に設置されたキッチンカーでは1日3回に分け、茨城県・(有)石上ファーム、北海道・(有)ビィクトリーポーク、山形県・成澤養豚(株)、香川県・(株)STPF、長野県・(株)あずみ野エコファーム、宮崎県・(有)香川畜産の豚肉を使ったしゃぶしゃぶの試食提供を行ったほか、生産者それぞれが特設ステージに上がり生産のこだわりなどをPRした。また恒例の「養豚○×クイズ大会」や福島めっけ〜ずによるPR・トークショーも展開。場内では福島県産豚焼肉セット(1kg)やご当地豚肉加工品といった豚肉製品やグッズなどが当たる抽選会が行われ、大勢の来場者で賑わった。

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