ATPふき取り検査研究会は、平成17年度より「ATP・迅速検査研究会」に名称を変更しました。


ATPふき取り検査の新展開
−新しい衛生検査手法の確立を目指して−

東京会場 9月20日(木) 大阪会場 10月17日(水)


ATPふき取り検査研究会の「第5回定期講演会」を東京会場および大阪会場で開催します。大阪会場は、日本食品微生物学会学術総会(10月18,19日開催)に合わせて、その前日の10月17日(水)に開催いたします。
 講演内容は東京会場と大阪会場は同じ内容を予定しています。
東京会場
 日 時:2001年9月20日(木) 13:00〜16:30(受付開始は12:00)
 会 場:東京・品川区立総合区民会館「きゅりあん」
 交 通:JR「大井町駅」前 東急大井町線「大井町駅」前
 定 員:240名
 参加費:一般 2,000円(参加費は当日会場でお願いします)、会員無料
プログラム
13:00〜14:00基調講演「米国の食品工場およびリテールのHACCPの現況」
伊藤 武((財)東京顕微鏡院 食と環境の科学センター所長)
14:00〜14:40「ATPふき取り検査研究会 分科会報告」
14:55〜15:35「マイカル商品研究所におけるATPふき取り検査の活用」
北尾美樹   マイカル商品研究所
15:35〜16:15「搾乳施設のHACCPシステムにおけるATPふき取り検査の活用」
齋藤文也   小岩井農牧(株)技術研究センター
16:15〜16:30質疑応答

大阪会場
 日 時:2001年10月17日(水) 13:20〜15:40(受付開始は13:00)
 会 場:大阪・メルパルク大阪「メルパルクホール」 (大阪市淀川区宮原4-2-1)
 交 通:JR「新大阪駅」 地下鉄御堂筋線「新大阪駅」
 定 員:200名
 参加費:一般 2,000円(参加費は当日会場でお願いします)、会員無料
プログラム

13:20〜14:10基調講演「米国の食品工場およびリテールのHACCPの現況」
伊藤 武((財)東京顕微鏡院 食と環境の科学センター所長)
14:10〜14:50「マイカル商品研究所におけるATPふき取り検査の活用」
北尾美樹   マイカル商品研究所
15:00〜15:40「搾乳施設のHACCPシステムにおけるATPふき取り検査の活用」
齋藤文也   小岩井農牧(株)技術研究センター
15:40〜15:50「ATPふき取り検査研究会 分科会報告」
(分科会報告は時間の都合上、割愛させていただくこともありますのでご了承下さい)

米国の食品工場およびリテールのHACCPの現況
米国におけるHACCPは、食肉・家禽肉、水産食品が義務化になっており、中小企業まで取り組んでいます。また今年、ジュース製品についてもHACCP規制が公布されました。さらに小売段階(リテール)では、98年にFDAから公表されたガイト゛ラインを参考に、自主的または行政の協力を得てHACCPを進めています。今年3月に訪問した米国西海岸(シアトル、サンフランシスコ、ロサンゼルス)のHACCPを導入している工場のその取り組み方法、問題点等を紹介します。

マイカル商品研究所におけるATPふき取り検査の活用
マイカル商品研究所では1996年より、店舗のバックヤードキッチンの清浄度管理と従業員の衛生指導にATPふき取り検査を活用しています。この検査法の特徴である迅速性と明確な数値表現が、従業員の衛生意識向上と現場の衛生状態の向上はもちろん、検査指導を行う側の姿勢にも良い影響を与たことなどを紹介します。

小岩井農場搾乳施設のHACCPシステムにおけるATPふき取り検査の活用
HACCPシステムは「農場から食卓まで」切れ目なく繋がることが求められています。小岩井農場ではこの流れを受けて、搾乳施設にHACCPシステムの導入を行っています。HACCPシステム運用の中で、ATPふき取り検査の特徴を従来の手法との関係の中でとらえ、どのような場面で活用しているかについて紹介します。

ATPふき取り検査研究会 分科会報告
研究会ではこれまで、ATPふき取り検査の原理、有効な利用法、活用事例の紹介、ふき取り手法の標準化等に取り組んで参りました。今回はこれらに加えて、現場へのスムーズな導入と運用の実際ならびに新しい応用事例を紹介いたします。また、研究会が推奨する標準的な清浄度表現と異なる装置の表示をこの標準的表現に換算する手法を提案します。